しごと

2008/12/15

ドーナツ

小さなコンペで私が出した2作品のうち1つが通り、採用されることになった。
コンペというものにそんなに参加したことがなくてよくわからないのだが、
1つの作品につき15こ同じものを作らなければならず、あわせて30こ作るのは大変だった。
こうゆう場合、時間と正確さが必要とされるので、障碍がある人に任せることができない...というのは
とってもつらいことだが、採用されなければお金も入ってこないわけで、
割り切ってもくもくと作った。

ようやく最近になって自分で考えるものが右手に伝わり、パソコンの画面に表現するのがスムーズになった。
本当に、ようやく、なのだ。
いろんな寄り道をしてたどり着いたのに、またこの右手はマウスを持たなくなってしまう。

自分で決めたことだから、納得してはいる。
最後の大きな仕事になるだろうから、納品までの一ヶ月、誠実に作り上げようと思います。

Img_6682
寒い週末。何かあったかいものを作りたくて、結婚してはじめてドーナツを作った。
さくさく、ほこほこで美味しかった。
そう言えば、幼い頃、こんな冬の寒い休日の午後、母がきまぐれにホットケーキやお好み焼き、
ドーナツを作ってくれた。音がない静かな家だったので、喜びを静かに兄と感じ合っていたような気がする。


| コメント (0) | トラックバック (0)

2008/10/25

中途半端

胎動を感じるようになりました。
昨日、仕事中にかなりぴくぴくぽこぽことなり、そのたびに
思わず「おっ」「あ」「う」と反応して声を出してしまいました。

会社でみんなの障碍の種類の違いからトラブルになり
お互いが傷つけ合ったり、一方的に傷つけたりというのを見ると
切なくなり、上司に何となく話したところ、
気持ちは分かるけれど、一般社会はもっと厳しいから今のこの程度なら
職員が見ている限り、大丈夫です、といわれ、
胎教に良くないからあまり考え込まずに、その場を離れるように言われてしまいました。
私に優しくしてくれるのはありがたいけれど、仕事を中途半端にしているようでもあり
考えてしまいます。

制作の方は大きなのが一つ終わりました。
5000部というのは我が社では本当に大きな仕事で、上司は私にかかっているといった態度で
接してきました。
私は仕事の大きさに関わらず緊張するタイプなので、その思いがひしひしと伝わってはきましたが
自分にしかできないのであれば、自分がするしかないとそれだけ考えてすすめました。
人にあったり交渉したりするのが苦手な私でも手を動かすことで役に立っていると言っていただけることはたまらなく嬉しいものです。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/22

ありがたい

久々、お仕事三連ちゃんは、三時頃にお腹が張ってきて、うーんとなるものの
立ち仕事が少ないせいか、支障なくすすめる事ができました。
そして、三日終わって、帰りの電車で三日間を反芻していて気づいた事、
会社でヘビースモーカーの上司が煙草を吸っていなかったということ。
もともと外の駐車場で吸う決まりにはなっていたけれど、障碍者が帰って職員だけになると、
部屋の中で吸う事もしばしばだったのに。
他の職員に強く言われたのでしょうか、以前から気にはなっていて、
復帰するにあたって、そこんとこを危惧していたのですが、
私をきちんと迎える態勢にしていてくれたのかもと思うと、ありがたいです。

会社のみんなは何事もなかったかのように昨日起こったことをいつものように
話し続け、いなかった二ヶ月弱がなかったことのようでした。
そして、来月末に恒例の旅行があり、そこに参加するよね。一緒に行って夜はカラオケに行くよね
と何度も聞かれ、困ってしまいました。
その頃は安定期にはいるし障碍者メインの旅行だからハードな面は全くないし、
これが最後のイベントになるかもしれないから行っておきたい気持ちがある一方、
職員としてみんなに対応できないかもしれない、途中で何かあるかもしれない
かえって迷惑かもしれない...という思いもありで、職員と相談して決める事にしました。

結果、職員の皆さんは私を頭数には入れてませんでした...。
ちょっと寂しいけど、気を使ってくれているわけだから、受け入れるしかありません。
でも、ちょっと気になるなあ。みんなの話、聞いてあげたいし、カラオケだって聞いてあげたいし..。

↓夫が見たいといった映画。
1988年ギリシャ・フランス合作、ギリシャ映画
098
うーん、こんな経験、12歳の女の子と5歳の男の子にさせてはいけないと
私は思いました。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/11

復帰

久しぶりに出勤をした。
定時から仕事を始めようと机にいくと、そこは私ではない色に変わっていた。
二ヶ月も空けたのだからそれはしょうがない、早く自分のリズムを作ろうと思ったその時、
「今日、仕事をする気?」と聞かれ、返す言葉がなかった。

二人の上司と話し合いを持った。
一人の上司は、次の人の募集や私の今後のやる気(出産後も働く気があるか)を加味して
事務的な事をしなければならないので
ある程度はっきりしたことを今、決めてしまいたいよう。
もう一人は、実際仕事が絡んでくるので、「気持ち悪いから」などの理由で週二回や、週三回で月水金
などの出勤では仕事を任せられないから、それなら辞めてもらいたいと。

後者の意見は後から考えると不当解雇だと思う。
だから、パートタイマーとして存在しているはずのもともと体が弱い私、
ここだけはいっちょまえに働かないと首を切られるのだ。
その人は私と同い年の娘さんがおり、二年ほど前にとても重い危ない出産をした。
私とは正反対で体が大きく、高血圧で妊娠中毒症にかかり面会謝絶にまでなったらしく
それを経験しているだけに、出産はただ事じゃないという気持ちもあり、
よわっちい私を心配もしてくれている。
私は逆に低血圧(上が90下が50)で、毎日、ふらふらで頭痛も時々ある。
低血圧はその力のなさが子供に多少影響があるらしく、楽観はできないが
高血圧ほどのことはない。

自分の体に自信がない私はこれから未知の世界に入る妊婦であり、
これからどうか、なんて決められるものでもないし、胸を張って大丈夫ですなんて
いえる人がいるのだろうか。

結局、来週、三日連続で出勤をしてお互いが判断するということになった。
それがいい方法かどうか私には疑問だけれど。

この話をみんながいる前でしていたので、手作業をしていた人もパソコン作業の人も
手を止めてこちらをじーーーーっと見ていた。
話し合いが終わったとき、自閉症の男性が「どうだった?お休みの間、お家で何をしていた?」
と聞いてきてくれた。私は「おうちでね、ごろごろ寝てたの」といったら
「ふーん」と。あぁ、いい、この感じ、この空気が私は好きなんだなあと感じた。

パートタイマーが妊娠しても仕事を続けるというのはあまりないのかもしれない。
そこにすがりつこうとする私が分不相応なのかもしれない。


上司に言われて驚いた事。
私は子供を自転車に乗せて保育園に走り、そのまま出勤するようには思えない、と。
私ってそんなに気位が高そうなのか?それともあぶなっかしいということか.....。
たしかにうちの母に自転車の後ろにのせてもらてスクールバスのバス停まで行っていた時
何度となくこけて危ない思いをした。その血か?

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/23

失敗した。

久々に仕事で失敗をしてしまいました。

フィルム出力にはフォントは細明朝体でもいいと言われていたので
Osakaでもよいのかと思い,使ってみたら,化けてしまった。
初歩的なミスである。

うーーん。
いろいろ思うことはある。

何度もそれで本当にいいのか聞いても,どんなアプリでもどんなフォントでも
大丈夫な印刷屋だからといわれて,タカをくくった自分が悪い。

校了してから30分で印刷屋にデータを回すなんて無理である。


ほか,もろもろ感情的なものも含めて,回避策がこちら側からはたてにくい。

結局,自分で波風たてぬよう,初歩的なレベルにおさえたデータを作るのがいいらしい
ということが分かった。

それに加え,体調や気分によって態度がかわる人との仕事は本当にしにくい。
うーーん。これは無視に限るだろう。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/02/19

その川は渡らない。

いじめとか軽口とか中傷とか冗談とか悪口とか
私はその辺の違いがよく分からない。
いや、分かるけれど
わざわざ言う必要があるのだろうかと思うときがある。

信頼関係があるから、
言う人を選んでいるから…って言っても
相手は果たしてそう思っているのだろうか。

うまく話せない人に向かって、
「うるさい、だまれ」という健常者。
なぜ、「もう一度、言って下さい」と言えないのだろう。

障害のある人に優しく…というのではない。
誰にでもどんなものでも動物でもそうあるべきなのだ。
それは優しさでなく相手を思いやることだ。

もし自分が思うことをうまく話せないなら、
そう言われてしまったら、どうするのだろう。

15年も障害のある人と接しているのに
自分のやりたい放題、家のように振る舞う人たち。

それが現状。

毎日、毎日悲しい場面を見て、
私は目を背けるだけ。

私がそこで強く出たところで何も変わらない。
言葉で、大きな声で否定されるだけだろう。

私は同僚と仲良くなりたいと思う。
でも私はその川を渡りたくないから、仲良くなれなくてもいい。
ただ、穏やかにみんなと接しようと思う。

ぐずでのろまでも、自分の意見を言わないと思われてもいい。

私はただ、その川を渡らない。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/02/05

無駄と贅沢とゆとり

今の会社で無駄なもの。

明るすぎる照明。
温かい便座。
一色なのにカラープリンタで出力。
三時の休憩のお菓子。
電源を切らないものたち。
整理されていないデータ。
贅沢ではない。ゆとりなんかじゃないと思う。
思うけれど、言わない。

これを節約すれば、ボールペンだって買えるはず。
思うけれど、言わない。

行き当たりばったりの消費は仕事のミスを生むのではないか。
でも、言わない。

ばっかり食べの彼がまた白ご飯だけを食べていた。
聞くと、おかずを持ってくるのを忘れたらしい。
それで、おかずを買いにいったら、白ご飯を持っているのを忘れたらしい。
うーーん、これは見ている分にはかわいいけれど、
いいのだろうか、…。


| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/02/01

私のではない。

私はパートで働いているので、それなりにお休みがああります。
そのお休みの日にも仕事は動いているわけで、
私の作っている広告や頁ものに、女性の上司は勝手に手を入れてくれます。

ありがた…くない。です。当たり前です。

私がお休み明けで会社に行くと、開口一番
「お客さんに私が手を加えたこれを見せたら、こっちがいいって言うから、
これですすめます」と。
それだけ聞くと、私のものをよりよく仕上げてくれたように思えますが、
実のところ、陳腐にしてくれたのです。

pop体と行書体と相撲体と華康楷書体が大好き。
ハガキの大きさにこれらのフォントを色鮮やかに、いろいろ重ねて
さらに斜めにして、行間はきちきち。
これが彼女のルール。

それを見事にまたもややってくれました。
「無垢材、オーダーメイドの職人が作る家具」広告が
「お手軽大量生産、注文即発送の廉価家具」広告に早変わりです。

しかし、私が作っていたものは会社の成果物なわけですから、
私のものではありません。よって、私の作品ではないわけです。
だから、いいのです。
それでみんなが幸せなら、私はそれでいいと、今は思っています。
ただ、「私が作った」とだけは言って欲しくありません。
彼女が作ったことにして欲しいです。

フォントをごちゃごちゃ使うのは貧乏臭いと思います。あー、すっきり。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/24

敏感

仕事中におしゃべりしまくっているのは大抵、正社員の女性二人。
それを聞いているのか聞いていないのか、所員(障害者)は
黙々と手作業を続けています。
私も私語が嫌いなので、フリーズしまくる環境できーきー思いながら
仕事を進めていました。

そのお二人が、取引先にいった数時間、
静かな時間が流れていて、
仕事に関係する音だけが単調に時間を刻んでいるかのようでした。
お二人が不在で全ての対応をしなければならなくなった男性の上司が
いつもより少し早足で動き回っていました。
すると、知的障害のある男性が
「●●さん(男性の上司)、今日は機嫌が悪いね、いつもより機嫌が悪いね、
なぜ機嫌が悪いんだろうね、怒っているね、二人がいないからかな、
まだ、怒っているね。…」と、一本調子で言い続けました。
初め「そんなことないよ、怒ってないよ」と対応した上司も
ついには「ちょっと、いらだっているかもね。ごめんね。疲れちゃったんだよね」と。
私はその上司がそんな気持ちであることに気付きませんでした。
もし、そうであっても対処して当たり前くらいに思う程度です。

とても敏感な彼。見透かされているようです。
私のことが彼の視界に入っているようには決して思えないのですが、
突然、興味が向くと、すぐさま言葉になります。

そのあと、なんとなくみんなで微笑み、上司に優しく接した周りの人たち。
みんなで助け合って仕事をするのです。
こんな経験、そう出来るものではありません。
ここに来てよかったと思える時です。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/19

言えない

あなたのせいで私はこんなに苦労をしている

なんて言える人を目の前にした時、
私は宇宙人を見るような気持ちになった。
その「あなた」はそのときは私ではないにしろ、
いつかそう言われる日が来るのかもしれない。

私には到底言えないこと。

その素直さがあれば、
もっと、もっと、広がる何かがあるのかもしれない。のだろうか

| コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧