きれいねー
すっかり春。
花粉症と戦い、連敗続きで筋肉痛になりました。
咳が止まらない症状は人に会うことも怯えさせるほど心身にダメージがありました。
完全防備で大野牧場へ。
「ここまで一人で歩いておいで」と厳しい父親、のようですが
実際、苦しんで頑張っているのはハスキーではなくて夫です。
向かえに行きたい、荷物を持ってあげたい、抱っこしてあげたい.....。

なんとか一人で歩き、頂上へ。といってもほんの10分ほど歩いただけです。
歩き始めた頃、この辺鄙な大野牧場にタクシー数台で乗り付けた会社のお仲間遠足のような団体がさあっと抜いて行きました。
彼らは階段を駆け上がって振り返って、「きれーい。すごくきれーい。」「ほんとだ。きれいだねー」と口々に言って大きなカメラで写真を撮り始めました。
私はその光景に疑問を持ちました。その数分前に夫と「きれいだねー」と言いあっていたのは前方に見える山々でした。しかし、彼らが振り返ってみていたのは町や住宅地といった人工的な風景。
それのどこがきれいと感じるのか、私にはどれだけの時間を使っても理解できない、と思いました。
どちらが悪いわけでもおかしいわけでもなく、価値観の違い。
近くでハスキーも山を見て「きれいねー、山ねー」と言っていました。
言葉の意味と感覚が理解できているかは微妙だけれど、嬉しくなって「そうだね。きれいだね。またあっちの山にも登ろうね」と言ったのです。

いちご大好き。カメラを向けるとポーズをとるようになりなかなかに面白いのです。
グレープフルーツ、キウイ、ぶどう、りんごなどすっぱい果物が好きなハスキー。
嫌いなものはチーズ、マヨネーズ。
幼稚園が始まって数日。午前中だけの日が昨日で終わり、水曜日の今日はお休みで公園へ行きました。
自転車に乗って、シーソー、ブランコ、滑り台。どれも上手にできるようになりました。


もうこうやって平日にのんびり公園に行くことは少なくなるんだな、と思うと寂しくなります。
その日はとても暑く、今年初めてがりがりくんを買いました。いちご味。
君のほっぺもいちご色だよ。
幼稚園もお弁当が始まりました。
40年ほど前に兄が使っていたアルミのお弁当箱。
お弁当箱が好きで(そういや友人もついつい買っちゃうっていってたっけ)、たくさんあってなんでも来い!と思っていたのに、幼稚園ではアルミのお弁当箱が指定でした。それでどうしようかなと思っていたら母がまだ家にあるとのことで送ってもらったのです。
お弁当初日。11時過ぎに幼稚園から電話があり「ハスキーちゃんのお弁当、鞄に入れていただけましたか?」と言われ、体の力が抜けました。
あぁ、そうそう、私はそうゆうことやらかす人間だった。はやくもハスキーの足を引っ張っている。
顔の皮膚がぴりぴりしてきて、ひたすら「すみません、すみません」と繰り返し言っている自分。
ほどなく、「あーあったそうです。お友達がかばんに入れちゃっていたそうです。すみません、それでは今からお弁当いただきますね」と。
それでも「すみません、すみません、」という言葉しかでてきませんでした。
お家に帰ってきたハスキーのお弁当箱はからっぽでした。
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