母帰る
母が帰ってしまいました。今はぽっかり空虚感。こんな気持ちになるなんて思いませんでした。
母と過ごした一か月、久しぶりにキッチンに立つ母を見ると、それは私の思っていた母ではなくて、おばあちゃんでした。
片目がほとんど見えておらず、耳もかなり遠い、さらに動作が緩慢でひとつひとつの動作を一生懸命やっているような、無駄が多いような、運動神経抜群だった母ではなかったのでした。
それがショックだったのに優しく接することができず、ぶつかること数回、
私の精神的状況も追いつめられていた為、帰ってもらった方がいいかもとも思いました。
なかなか母乳が出ず、眠れず、熱が出たりしこりができたり悪寒がはしったり、今思えば
よくある症状なのですが、初めての子育てで自分の体がこんなにもわからないことになるなんて想像できなかったので、戸惑いと不安で八つ当たりのようになっていました。
それに加え、この状況下において母は「そんな体に産んでごめんね」と言ったのです。
母にしてみれば私の体を作ったのは母でその責任は母にあると思ってのことでしょうが、今そんなこと言ってもしょうがないし、母乳がうまく出ないのが母の責任なんて誰も思わないのに、
私にかける言葉がそんなことでさらに腹が立ってしまいました。
そうやってぶつかりながらも母は母乳がよく出る料理を作ってくれ、洗濯や掃除、買い物に時には赤子をあやしてもくれて三週間が過ぎていきました。その頃になってようやくありがたいという言葉が自然に浮かんできました。本当に私ってにぶくて自己中心的だと思います。
帰り支度をしながら母が「本当にここまで(母乳がスムーズにでるまで)よくがんばったね」
と言ってくれました。それを背中越しに聞いてこれまたうまく返事ができない...と思いましたが
がんばって「お母さんがいろいろ協力的にしてくれたから」と言えました。でも、その後、母は「絶対無理だと思った」って言ったんですよね。余計だよ〜、その言葉。


コメント
いいなぁ、実はこれ、欲しかったんです。
投稿: きなり | 2009/05/08 15:33
きなり様
あら、そうなの?私とぬいぐるみってらしくないなあと思いながらも他にピンと来るのがなかったの。
部屋に置くと意外としっくりくるもんです。
投稿: Rosemary | 2009/05/13 17:57
らしくないこともないよ〜。
でもアンティークの犬のぬいぐるみ、とかそんなイメージかなぁ?
それもリアルな感じのね。
うちの母も言いましたよ、電話でひとこと。
『今回はだめかもねぇ。』って。
何を根拠に!!と思ったけれど、流しました。。。。
ほんと、悪気はないんだけど、一言余計なのだぁ!
投稿: きなり | 2009/05/21 11:19
きなり様
いいね〜、アンティークの犬!シェルティがいいかな。
母親っていつまでたってもどこか娘が自分の所有物のような気持ちがあるんだろうね。
それなりに傷つくんだよねえ。あぁ自分への戒めにもなるね。
投稿: Rosemary | 2009/05/21 20:40